プログラマは、設計に従って各種コンピュータ言語を使い、実際にコンピュータプログラムを作る人のことを全般的を指すものです。一般的に男性の比率が多い職業としても知られています。民間のリサーチ会社である年収ラボの調査(2013年)によると、全体の平均年収は436万円で、平均月収は31万円、そして平均年齢は32.2歳になっています。そのうち男性の割合が83.1%であるのに対し、女性の割合は16.9%という結果になっており、年収に関しても男性のほうが平均で約1.6割(70万円以上)高くなっています。
その理由としては、もともとコンピュータ等に興味があるのは男性が多いということや、職場環境そのものが男性中心的であることなどが挙げられます。いずれにしても、女性プログラマが少ない理由には、社会的背景などの複合的な要因も考えられるので、簡単に説明することができないという実情があります。ただ、プログラマという仕事そのものは、IT業界をはじめ、家電業界や、自動車業界、そしてゲーム業界などで必要とされる需要の高い職種であり、多くの人材が求められています。求人に関しては未経験でもOKという場合も多く見られますが、実際には経験者優遇で、より若い人材(30代前半以下)を求める傾向にあります。就職に有利な資格としては、「基本情報処理技術者」や、「ソフトウェア開発技術者試験」、そして各種プログラミング言語の資格等があります。資格取得等のスキルアップを目指す方は【女性プログラマのためのキャリアアップ講座】を見てみて下さい。